携帯の電波が届かないとこうなる | ノンジャンルの面白ネタ【シュミ2】

携帯の電波が届かないとこうなる

こんにちは、弟です。



私事ですが、1月末に引越しをしました。いやぁ、いいですよ新居は。7畳ロフト付きですからね。値段もかなり交渉して頂き、駅からも近くて便利です。



しかしですね、実際に住んでみると内見の時には気が付かなかったアクシデントに遭遇しました。それが今回のタイトルなのですが・・・



携帯電話の電波が届かない!!



僕の携帯はドコモでして、auは2本か3本電波が入るのですがドコモだけ圏外か0本という状態。知人のドコモ端末でも試しましたがやはり圏外か0本。これは困ります。現在内定先の会社から重要な連絡を待っている状態なので非常に困ります!




しかし携帯電話の電波状況が悪いときはどうしたらいいのでしょうか・・・・・




そこで僕はふと、爆笑問題が出演しているドコモのCMを思い出しました。「ドコモではサービスエリアに穴が無いか調査しています。あなたの地域の電波状況を教えてください。」でしたっけ???


これだ、きっとドコモに現在の電波状況を報告すればどうにかしてくれるんじゃないだろうか!そう思いまして、颯爽とドコモのホームページにアクセスし、電波状況をメールフォームから報告しました。


ちなみにメールフォームにはですね、「訪問調査を希望する」という欄がありまして、僕の場合自宅なので実際に部屋の電波状況を見てもらった方がいいだろうと判断し、希望させて頂きました。





そして待つこと2日。この2日間は気が気でなかったです。




なんとか電波状況の良いタイミングでドコモから電話連絡を頂くことに成功し、訪問調査の日程を決めました。日程はドコモの方が来られる最速の日にしてもらい、この連絡をやり取りしてから2日後に訪問してくれることになりました。




そして更に気が気でない2日間が過ぎ・・・・・




やっとこさ訪問調査に来て頂きました。調査員の方はドコモのケータイを取り出し、何やら特殊なアプリケーションを起動させ、部屋のあらゆる場所で4方向に向かってケータイをかざしていました。どうやらその特殊なアプリケーションで詳しい電波状況が分かるみたいです。



そしてこの部屋の電波状況が悪い原因を説明してもらいました。



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僕の新居はざっくり説明するとこういう間取りになっていまして、1階の中央に位置しています。ロフトの下はキッチンと風呂とトイレ、そして玄関に繋がっていますが、特に関係は無いので省略します。


ちなみに窓の近くに行くとたま~に電波が2本入ることもありますが、それも一瞬だけです。それ以外の場所は主に圏外か0本の状態です。もうロフトなんて圏外以外の状態には絶対になりません。



そして調査員の方の説明によりますと・・・



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窓が一つしかない上に、窓の外には3階建ての建物が傍にあるため、電波が直接部屋の中に行き届かない状態だったそうです。青い矢印が電波だとしますと、ブロック崩しゲームみたいに様々な角度から電波が壁を反射して、なんとか微かに部屋の中に電波が届いている様子らしいのです。



これで電波状況が悪かった原因が分かって頂けたでしょうか?



そして調査員の方曰く、この状況を打開する策が2パターンあるそうなのです。



まず1つは、窓にアンテナを取り付け、アンテナからコードを伸ばして携帯電話の充電口に接続する有線タイプ



2つ目は窓にアンテナを取り付け、そこからコードをレシーバーに接続して、レシーバーから携帯電話に無線で電波を送り込む無線タイプ



ちなみに有線タイプはコードの長さが5メートルしか無いため、ロフトまでは届かないそうです。そうとあれば勿論便利な無線タイプがいいので、僕は無線タイプを希望しました。



そして選んだ無線タイプなのですが、絶対に禁止されている事項があるようです。その禁止事項とは・・・



・絶対にレシーバーのコンセントを抜かない(拾う電波種類の設定維持のため)


・無線機の設置には総務省への申請を行うため、アンテナとレシーバーの位置を絶対に動かさないこと(申請の内容と違う場所に置いてしまうとなんやかんやでマズいらしい)



なんだか面倒くさいですが、有線よりもは煩わしくなさそう。




という感じで、早速その場で機材を設置してくれることになったのですが、アンテナからレシーバーへ接続するコードの長さがこれまた5メートルしかないと言うのです。それは如何なものかと。色々用意しようよ。


まぁ、それはいいのですが、そういった条件のため実質5メートル以上の距離があるロフトにはレシーバーを置けないということになりまして。


じゃあどこに置くかという話に戻りまして、



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アンテナは窓に吸盤で貼り付けるため、片方の窓はさっきの総務省のくだりの通り、開かずの窓となりました。そしてレシーバーを置く場所として、TVの傍はダメ、不安定な場所はダメ、アンテナの方にレシーバーを向けるとダメ、部屋の中心に向かってレシーバーを設置しないとダメ・・・・・・・・・ダメダメだらけで上図の①か②の場所となりました。


ちなみに②の場所には棚があり、丁度何も乗せて無かったのでベストだと僕は思いました。しかし、調査員曰く、②に置く場合、ロフトには電波が届かないだろうとおっしゃいました。でも①ですと、ソファがあるのでソファをずらして②の位置にある棚を持ってこなきゃいけないという問題が発生するのです。



僕は②がいいなぁと思いつつも、調査員のオススメどおり①の場所で電波状況が改善されるかどうか試してみることになりました。



すると確かに電波状況が良くなったのです。ついに3本立つようになりました。しかしロフトに上がってみると、ロフトが若干高い所にあるのか相変わらず圏外になってしまいました。



んで、僕は念のため②の位置でも試してくださいとお願いし試してみたところ、こっちだと部屋は勿論、ロフトにも電波が届くじゃありませんか!



・・・・・・・・。



いや、でも、ホラ、プロでも目測を誤ることもあるでしょう。



というわけで本格的な機材の設置に移りました。




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これが窓に張り付いているアンテナ。窓の外にある微弱な電波をなんとかキャッチしてくれるみたいです。




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そしてこれが②の位置に設置したレシーバー。ちょいとオシャレ。業界用語でシャレオツ。




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ちなみに5つ光っている内の、真ん中の光(Levelの真下にあるやつ)ですが、これがLevelの文字の方向に向かって最大5つまで光るそうなんです。これが3つ未満だと効果が無いとみなし、機材の設置はお断りしているそうなのですが、今回の僕のケースでは1つか2つしか光っていません。



・・・・・・・・・。



いや、だから、プロでもそういうことってあるでしょ。



とにかく1つか2つしか光っていませんが、僕の部屋の電波状況は明らかに改善されているので、調査員の方がどこかに電話で問い合わせてくれて、設置を許可して頂きました。






とまぁ、かなり長ったらしくなりましたが、これでなんとか携帯電話の電波状況は改善されたのです。



みなさん、お部屋探しの際にはちゃんと電波状況を確認してくださいね。電波が悪いと何かと面倒です。ちなみに調査員の方はとても親切な方でした。(ちょっと目測が下手ですが)



そして電波状況が改善されて数日経ちますが、相変わらず内定先の会社からは連絡が来ません。これは完全に干されています。大丈夫でしょうか。