人の多い方へ付いていく【前編】 | ノンジャンルの面白ネタ【シュミ2】

人の多い方へ付いていく【前編】

こんにちは、弟です。


個人的な事ですが、僕は駅の人混みが苦手です。逆に人混みが大好き!得意だ!という人の方が少ないと思いますが・・・。



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ゲェッホ!と咳払いしてしまいそうな人混み・・・。



しかし僕はふと、あの人混みはどこへ向かうのかと思うことがあります。だってあんなに大勢の人々が向かう場所なのですから、きっと誰もが楽しい!癒される!興奮する!と思うような場所なんだと思うからです。



そんなのズルいです。



僕だってそんなに楽しい所があるのなら、たとえ人混みを掻き分けてでも、電車で蒸し暑い思いをしてでも行きたいです。でも都会の人々は誰もがせわしなく、各々の目的を内に秘めて行動しています。誰も教えてくれないのです。



それならば、



人混みは一体どこへ向かうのか追いかけてみましょう!



きっとみんなが向かう場所はとてもステキな所に違いありません!




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という訳でやってきました、新宿駅南口。



この日は土曜日。かなりの人混みに期待が高まります。それと比例するように僕の人混みに対する嫌悪感も高まっておりますが、今はとりあえず僕の気持ちは無視します。



さて、人混みを追いかけ始める場所は新宿駅南口。新宿駅はネットで調べたところ、各ベッドタウンとビジネス街、プレイスポットを中継する役割を担っているため、乗降客数日本一を誇る駅だそうです。そんな新宿駅の周りをざっと見渡したのですが、どうやらこの南口は一番人で溢れかえっているようでしたので、この南口から人混みを追いかけたいと思います。



人混みを追いかけるルールですが、僕が南口の改札を通ってからひたすら”多くの人が向かっていく方へ”付いていきます。そして、人混みが行き着く先に何があるのかをこの目でしっかり見てきたいと思います。



もうこうしては居られません。早速人混みを追いかけてみます!!




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・・・人混みの中、なんとか改札を通りました!がしかし、人混みは更に勢いを増してどこかへ向かっていきます。僕は人混みの中なんとかデジカメで写真を撮りますが、もう何を撮っているのか訳が分かりません。とにかくこの人混みを追いかけていきます!


さすが日本一の新宿駅、四方から人がどんどんやって来ては去っていきます。僕は人混みに付いていくのがやっとです。今回のミッションを達成できるか不安になってきました。



と、どうやら人混みが落ち着いてきました。人混みは何線に乗るのか!中央線か!山手線か!はたまた湘南新宿ラインか!



がしかし、ここでまさかの看板が・・・・・・・




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東南口の看板。つまり出口。



一生懸命人混みを追いかけていたつもりが、いつの間にか出口に向かう人混みを追いかけていました。新宿南口から人混みを追いかけたら、東南口に出てしまいました~!なんて本末転倒です。これはダメな例です。しっかり人混みを見極め、出口に向かう人混みを追いかけないよう努めていきましょう。



それでは仕切り直し。



まずは南口から何線に人が集まっているのかを観察してみました。




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中央線快速は安定した客入り。


やはり僕の心の中の優勝候補”中央線”。なかなかの人混み。だがこれと言って爆発力を感じないのは休日だからだろうか・・・。



う~ん、ほぼ全線の状況を観察しましたが、これと言って人が集中している線は無いかなぁ・・・・・と、僕が入ってきた改札の方へと戻ってくると、何やら人がごった返している入り口が!




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出た!山手線と中央・総武線のタッグ!!



どうやらみんなこのホームに熱中しているようなので、早速ホームに降りたいと思います。





まずは山手線と中央・総武線のホームを見比べて、電車を待っている人が多い方へと向かいます。



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中央・総武線のホーム。決して人が少ない訳ではないが・・・。




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こっちが山手線のホーム。


やや、すごい人混みです・・・・・・と思ったら電車が来てしまいました!僕は焦りながらも大事なデジカメを確実にポケットに収めつつ、電車に飛び乗りました。



【山手線~原宿、渋谷方面~に乗車中】


さすがに車内で撮影すると誰かしらに捕まりそうなので、ここからは文章でお伝えします。



ガタン・・・タタン・・・ガタン・・・タタン・・・

オギャアァァァアアア!!!


赤ちゃんはハイテンションです。


さてこの電車は新宿から代々木、原宿、渋谷へと走って行くのですが、僕の中では原宿がキーポイントだと思っています。若者のトレンドの街、原宿あたりで人がワーっと降りていくと思いますが、電車の中の大半の人が降りたら僕も後を付いていくつもりです。しかし、電車の扉が開いてから閉まるまでは長くありません。扉が開いた瞬間に車内の大半が降りたかどうかを見極めなければならないのです。


原宿は結構人が降りていく街だと思うけどなぁ・・・あっと!!原宿です!原宿に着きました!



これは・・・あ、結構人が降りていきます・・・が、車内に居た若者ばかりが降りて行きます。う・・・これは、車内に居た過半数の人間が降りたとは言えないぐらいの数。ここは降りないでおきましょう。




ガタン・・・タタン・・・ガタン・・・タタン・・・

オゥンギャ!オゥンギャ!

(揺れ!この揺れ!電車の揺れがキツいバブー!!)


赤ちゃんですら苦言を漏らす中、電車は渋谷へと向かって行きます。


原宿ではなかったということは、続いて最も人が降りると思われる所が次の渋谷です。ここは先程の原宿同様、中田英寿並の素早い判断を下していきたいと思います。



と、ここで渋谷に着きました。


・・・電車は徐々にスピードを緩め、完全に車体が停止したところで扉が開く。


すると次々に我先にと電車を降りる人々・・・。


この十数秒が僕にはほんの一瞬に感じる・・・。


生唾を喉の奥に押し込み車内を見渡す。



するとどうだ!



車内のほぼ全員が電車を降りていくではないか!



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あい、というわけで僕も慌てて電車を降りました。

ここが渋谷です。


渋谷なんて久しぶりです。3年前、かつてシュミ2がアメーバブログの公式ブログだった頃。アメーバブログを運営するサイバーエージェントさんが渋谷にオフィスを構えており、僕と兄でシュミ2について社員の方と打ち合わせるためサイバーエージェントさんに伺ったのが最後です。



そうか、そんなシュミ2も最後を迎えようとしているのか・・・。




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とここで、オダギリジョーさんとツーショット。


いつの事だか、口数少ない僕の父が当時髪の毛を伸ばしていた僕を見て「オダギリジョーみたいだな」と言っていました。お父さん、こうして並んでみると月とスッポンです。




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ふと駅員室の扉を見てみるとこんなポスターが。



だいぶ呑んだようで。





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さて、蛇足というか脱線してしまいましたが、今回の目的は人混みです。途中いくつか出口がありましたが、大半の人はホームの奥のほうへと向かっていくようです。




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行き着く先はハチ公改札のようだ。



都会の人々のライフスタイルは、休日にハチ公前がトレンドのようだ。しかし渋谷へとやって来た人混みは、渋谷のどこへと向かうのか!?今日は何かあるのか!?オチは付くのか!?




気になる続きは「人の多い方へ付いていく【後編】」をご覧ください。



人の多い方へ付いていく【後編】



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